関東から東北旅行に日帰りで行きたいのですが、おすすめの観光地などを教えてください。
東北地方の日帰り旅行で特におすすめなのは、会津地域です。車がなくても行くことができ、新幹線を使わなくともそこまで時間がかからないため、日帰り旅行を満喫するには適しています。
会津までの行きかた
新幹線を使うのであれば、郡山駅からJR磐越西線に乗って1時間ほどで会津若松駅に到着します。鈍行で行くのであれば、浅草や北千住から東武線~野岩鉄道~会津鉄道と乗り継ぐことで行くことができます。2017年から運行されている「特急リバティ」に乗っていくのもいいでしょう。後者のルートは安いのはもちろん、野岩鉄道や会津鉄道の区間は大自然の中を走るため、車窓を楽しむこともできます。また、ややひなびてはいますが情緒ある観光地が多いことも特徴です。東武鉄道の「会津フリーパス」を使うと、フリー区間内をお得に乗り降りできるため、行きたい観光地がばらけているときなどにおすすめです。
会津の観光スポット
会津の中心は会津若松になります。会津若松は大きな町で、赤瓦の天守閣が有名な「鶴ヶ城」をはじめ、「会津武家屋敷」や「白虎隊十九氏の墓」、「会津新撰組記念館」や「清水屋旅館跡」といった、新撰組好きなら外せないスポットもあります。歴史好きなら一日中、街中を巡って楽しむことができます。一方で、南会津は自然が多く残されています。奇岩である「塔のへつり」をはじめとする景勝地は、自然の力に圧倒されます。また、古き良き街並みが残されているところも多いです。かやぶき屋根の連なる大内宿や湯野上温泉などは、歩いているだけで癒やされます。これらは会津鉄道沿いにあるのですが、「お座トロ展望車」というトロッコ列車が運行されており、線路沿いの絶景を堪能することもできます。
会津の観光スポットリスト
- 鶴ヶ城
- 会津武家屋敷
- 白虎隊十九氏の墓
- 会津新撰組記念館
- 清水屋旅館跡
会津のグルメ
会津といえば日本酒が有名です。お酒好きなら、酒蔵を訪れるのがおすすめです。他には、ソースかつ丼が名物です。特に、ここでしか食べられないであろう「煮込みソースかつ丼」はぜひ一度食べてみてほしい味です。電車に少し揺られて喜多方まで足を伸ばせば、ご当地名物の喜多方ラーメンを食べることもできます。一方、南会津では緑・白・紫の三色のアスパラガスやトマトなど野菜が名物です。現地で食べる新鮮な野菜は、普段と全く異なるおいしさです。
会津は都心から近く、ふらっと行くのに適しています。ぜひ訪れてみてください。